スマホ大音量で難聴になる?→本当です

    スマホ関連
    02 /20 2019
    WHOがスマホ等で大音量で音楽を長時間聞くと難聴になると警告しました。
    若い方の多くは自分には関係ないと思うかもしれません。
    でも本当なので注意して下さい。私はその様な方を知っています。

    その人は若いころウォークマン(カセット テープだけど)を聞いていて、仕事をし始めた頃から人の話がやや聞き取りにくく、仕事に少し支障をきたしていました。 遠くから名前を呼ばれても聞こえないので、近くの席の人が呼ばれてますよと教えなくてはならなかった。
    本人も認識しており、若いころ大音量で聞いたせいだと言っていました。
    普通の人より10dB位耳の感度が低い感じでした。 難聴としては軽度。
    そして、40歳台で私が少し小声で話すと「え、何」、50歳台で補聴器を使うことになりました。

    大音量で難聴になると聴力は戻ることはなく、加齢で耳の感度が低下していくので割と若年で補聴器を使わないと人とコミュニケーションが取れなくなります。

    スマホだけでなく工事現場など騒音が酷い職場で仕事をされる方も注意が必要だと思います。 耳栓とかイヤープロテクターをした方がいいでしょう。

    追記
    実は私は聴力検査で左耳の4kHzに感度の落ち込みがあることが分かっています。(他は正常)  仕事と家で何十年もデスクトップPCを左に置いていたので、そのファンの音のためではないかと思っています。 だとするとその程度の音量でも長年になると耳を傷める可能性があるということです。
    つまり特定の音(トランスのうなり、換気扇等機械的な持続的な音)を何年も聞くと小さな音でもダメージを受ける可能性があるということです。 あくまで推論ですが。
    追記終わり


    なお、補聴器は個人毎にカスタマイズ(フィッティング)が必要です。
    イメージ的に近いのはメガネです。
    技術屋の私はマイクで音をひろって増幅して鳴らすだけなのに何でこんなに高いんだと思っていました。
    でも、実際は各人の耳の周波数特性を測定してそれに合わせた周波数補正と感度の調整、最大音量を決める=フィッティングをする高度なものです。
     デジタル補聴器はDSPで処理する。
     車や換気扇などの雑音をノイズキャンセリングする機能などもあり
     アナログ式より快適だそうです。
    フィッティングしないと音がキンキンして頭が痛くなるような弊害が出るようです。 数回フィッティングしてベストな状態にしていくようです。

    TVショッピング等で売っているものは補聴器ではなく何でも増幅する集音器なようです。 静かな室内ではある程度役に経つかもしれませんが、室外での常用は無理かもしれません。

    追記2
    但し、TVショッピングでも医療機器認証番号を取ったものは、軽度の難聴用のもので信頼できると思います。
    追記2終わり

    以上
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    コメント

    非公開コメント

    デジタル補聴器の高性能に驚きました

    [デジタル補聴器はDSPで処理]のリンクを感謝します。
    読んでみるとDSP化によるもの凄い高機能なことに驚きました。
    補聴器に対する見方が180度変わりました。
    [メガネ]と同じようにカスタマイズ必要なことに納得です。
    耳も目と同じくらい複雑なのだなと思いました。将来必要になったらじっくり合わせることにします。

    私の目は左右の視力が大きく異なる強い近視であることに加えて、乱視、斜視、老眼が有りメガネ屋さんでは一時間以上かけてフィッティングしていきます。これまでのメガネで自分が知った情報も伝えてレンズの特性をあれこれ変えてもらってようやく我慢できるレベルになります。

    re:デジタル補聴器の高性能に驚きました

    mytoshi 様
    そうなんですよね。私も驚きました。
    でも高性能なのはお値段も高く最高は37万円だそうでこれも驚きです。
    私はチョット無理かな。

    補聴器の値段はどのくらい?
    https://www.rionet.jp/reassurance/buy/price/

    Friendship 7

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