ダイソー 5LEDスタンド

    電子工作
    09 /30 2016
    今更ながらダイソーの5LEDスタンドです。
     
    流行りだからという訳でなく、停電のときに懐中電灯をずっと持っている訳にはいかないのでハンズフリーのライトが欲しかったからです。 (ちなみにおもちゃみたいなヘッドライトはある。)
    真っ先に浮かぶのはランタンだが大手メーカーのものでも小型もの、ましてや100均のものでは高さがなくを食卓に向かない。
    そこでこの5LEDスタンドです。 フレキシブルアームを伸ばすとLEDは底から20cm位になる。
    5led_stand01s.jpg
    さて、この5LEDスタンドは人によって評価が分かれています。
    暗い・十分明るい、黄色っぽい・落ち着く/貴重な暖色系。
    メインの?照明機器としてみるか、ベッドサイド等で補助的に使うかで違うのかな。 その辺も興味があって買ってみた。
     
     因みに...年をとると視力が低下するので明るさが必要らしいです(汗)
     20歳に比べて 40歳で1.8倍、50歳で2.4倍、60歳での3.2倍
     耳が遠くなるのといっしょか...
     これを知ると年寄り(私)は暗いといいづらくなります。

    ざっと各部の写真
    5led_stand02s.jpg5led_stand03s.jpg5led_stand04s.jpg5led_stand05s.jpg
    一番右の写真のランプカバー内が汚いのは初めから。
    この機器の内部は全体的に汚れだらけだった。 外側も若干、と全体的に雑な印象。 LEDは帽子型の1チップタイプで20mA品だと思う。

    回路図
    5led_stand11s.png
    電気特性を測ってみる、が、4.5Vで60~80mAと電流が安定しない。
    また、電源スイッチ(SW)を軽く押すと点滅する。 SWの接触が悪いようである。 何回ON/OFFしても安定しない。

    なお、SWはカチカチうるさいので他の人が寝ている所には向かない。
    自分だけだとしても夜目覚めた時に押すとかなり耳障りそう。

    ネット調べるとこのSWには問題があるようで、接触が悪いものに当たったみたい。
    ライトを分解して見るとSWがグリスみたいなものでベタベタする。
    フラックスというよりグリスみたい。SWの下にも付いている。 まいった分解掃除するしかない。

    エアーバリアブルさんの記事を参考にやってみる。
    SWを分解したら中までベタベタである。右の端子から入ったみたい。
    5led_stand08s.jpg
    端子へのはんだ付けは端子のはじにチョン付けのようにしてありSWにフラックスが入らないように注意しているので、このグリスの意味が分からない。 このライトを作るのに必要ない。
     
    ひょっとすると作業者がSWを仮止めするのに勝手に使っているのかもしれない。
    SWは電池BOXの裏にはめ込むのだが中華品質なので物によっては緩いものがあるのでないかと思う。
    ここが緩いと最後に底蓋をネジで止めるときにSWが外れて組み立てられないのである。
    一々SWをはめてみて緩かったらつけるのでは作業が遅くなるので無条件にグリスを塗っているのではないかと想像している。
     
    分解してなるべくグリスを拭いて、小瓶に入れて中性洗剤、水、無水エタノールの順で洗浄した。
     
    SWの組み立ての注意点はエアーバリアブルさんの記事にあるが端子を折り曲げ過ぎないこと。
     やってしまいました。
    組み立てるときボタンは出っ張ったにすること。

    このSWはフラックスが入り易いので改造で何度も線を付けるとまずそうなので外したままで直結して電気特性を測った。 (つまり最大電流)
    5led_stand10s.png
    4,5V時のLED電圧(Vf)が2.83Vと低い。3Vはあるものと思っていた。
     Vfが低いLEDに電流が集中しているのかもしれない。(危険)
    2.5Vで一応発光するがパイロットランプ程度。
    アルカリ乾電池でここまで推定40時間位。
    照度半分(見た目70%位?)までは15時間位、照度1/4(見た目50%位?)は20~25時間位かな。(あまり根拠なし) 夕方から寝るまで点けて2~3日。

    使ってみると確かにかなり黄色っぽい。部屋の照明と見比べると特に。
    白色系ではなく黄色のLEDを使っているのかと思った程。
    蛍光体の質が良くないのかと思った。 基本的には4000k品だと思う。
    これだけ見て(使って)いると目が慣れるので使えない程問題ではないと感じた。
    ただ、色味的にカラーの地図は見にくいし、調理・食事にも向かないと思います。
    5led_stand06s.jpg5led_stand07s.jpg
    左はカメラのホワイトバランスを昼光、右はオートで撮ったもの。(マニュアルが良かったな。紙の白い部分がまだ変) 実際の見た目は左ほど黄色くはない。
     
    明るさは明るくはないがチョット微妙。 色味のせいもあると思う。
    照度を測ってみると4.5V、10cmで660ルクスだった。
    20cmなら165ルクス。 JIS基準だと階段程度の明るさ。
    まあ、細かい作業とか読書向きではない。
    光の広がり具合はいい(広い)ので団らん向きではある。

    改造は?
    停電時が目的なので電源は現状のままが基本。
    ・明るくする
     現状のLEDのまま電流を増やすのは、LEDが並列になっているのでVfが低いものに電流が集中しているはずなので現状以上は危険だと思う。 仮に最大の100mAにしても大して明るくならないのでリスクをおかす程ではないと思う。
     LEDを3チップの帽子型に交換すれば電流を約3倍流せるが実用7時間位、一晩寝るまでしか持たず電池の消耗が激しい。
    →電池では明るさは期待しない方がよい。
     
    ・色味
     8000kのLEDに交換すれば白くなるが青っぽくもなるので目にきつく団らん向きではなくなる。  これは照度ではなく色味(色温度)の問題で照度を落としても変わらない。
     逆にいうと照度の数値が低くても明るく感じる。
    全数ではなく一部を  8000kにしてミックスするのがよいと思う。 ただ、Vfが異なるはずなので専用の抵抗で電流制限する必要がある。
     
    ・結局
    中央のLED1個を3チップ8000kのに交換して色味を改善するのが良いのではないかと思う。
    5led_stand12s.png
    回路図の抵抗値は概算。
    色味的に改善し明るくも感じるしLED電流も、もしやるなら少し(110mA位に)増やせる。
     ただ、近くの物の影は色が混ざらないので不自然になる可能性がある。
     LEDから十分離れれば影響は少ないと思う。
     色味が少し正確になるのでカラーの地図は見易くなり、調理・食事にもいいはず。
    最大の明るさを維持するためにさらに電池2本で3.3V?DC/DCにする方法もあるが効率とそもそも電池2本なので点灯時間が短くなるデメリットがある。
     概算、電池2本で10時間。 4本セットで二晩。 ずっと明るいことを加味すると一応ありかな。
     ただ、抵抗値が低くなりチョットの差で電流が大幅に変わるので電流調整が難しくなる。
    改造するかは未定です。
     
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    Friendship 7

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