ルーター(WHR_G)を分解

    パソコンと周辺機器
    01 /31 2016
    しばらく前からバッファローの安い無線ルーターWHR_Gが週に何度も死ぬようになっていた。ルーターのDCジャック辺りが怪しいし、このルーターは結構熱くなるので熱暴走の懸念もある。

    基本的にはDCジャック付近が怪しいのだが接点復活剤を使ってもあまり改善しなかった。
    となると、DCジャックのプリント板へのハンダ付けにクラックが入ったか、DCジャックの電極のカシメに問題がありそうな気がした。
    また、温度が上がるので電源の電解コンデンサがいかれて最悪防爆弁が開いたとか? これはGIGABYTEのマザーボードで経験あり。
    WHR_G_01.jpg WHR_G_02.jpg

    分解
    隠しネジがシールの下にある。 剥がすのが面倒なのでカッターでシールを切りぬいた。
    WHR_G_03.jpg
    ネジはトルクスのT8。これ用のドライバーを持っていたので使ったが精密トライバーの-の2.3mmがきっちりハマるのでこれを使ってペンチで回しても良さそうだった。

    あとはプラがハマっているだけだがイーサのコネクタ側からやらないと勘合部が割れる。(割れた。) アンテナのSMAコネクタは右図のようになっている。
    WHR_G_04.jpg WHR_G_07.jpg
    注:色が赤っぽい写真はカメラのホワイトバランスがうまくいかなかったため。

    基板の様子
    WHR_G_05.jpg WHR_G_08.jpg
    放熱器下のCPUは不明。 左図左上にJTAGっぽいコネクタの接続ポイントがある。

    K8D3216UBC  SAMSUNG NOR FLASH メモリー
    3.3V 4M*8bitか2M*16bitで使える。
    WHR_G_09.jpg

    型番不明だがメモリーっぽいもの。16個程のダンピング抵抗とウネウネしたミランダパターン(配線)があるので恐らく16bitのDDRxのDRAM。
    WHR_G_10.jpg

    SiGe社 SE2528L 2.4 GHz Power Amplifier with Power Detector
    WHR_G_11.jpg
    なお、2.4GHzの無線は殆んど使っていない。
    マンションに住んでいるし、隣もマンション、近所にアパート多数と無線LANが乱立しており、中にはハイパワーなものも結構あり全く使い物にならない。
    刻々変わるが例えば下図の瞬間は28個のアクセスポイント(無線LANルーター)が見えている。 同じチャンネルに複数立っていたり、チャンネルが近くて干渉しており使い物にならない。
    WHR_G_15.png
    そのため有線LANしておりルーターはスイッチングハブとネットからの攻性防壁として使っている。

    DC入力部
    WHR_G_12.jpg
    電源の電解コンデンサは液漏れしてないしパンクもしていない。
    DCジャックのハンダ付け(裏面)にクラック(ひび)は見られなかったが力が掛かる部分なので再ハンダしておいた。
    左のDCジャックは+の中心電極がカシメで心配だったので接点復活剤を塗布しておいた。
    なお、DCラインのパターンには+とGNDにインダクター(写真中央)が入れてありノーマルとコモンの両モードのノイズに対応してある。 (ただ、小さいので低い周波数では効果がなさそう。)

    これは付属のACアダプタのDCプラグ部にコモンモード(≒放射電波対策)用のフェライトコアが入っていないためと思われる。
    秋月電子通商で売っているようなDCプラグ部にフェライトコアが付いていないACアダプタを自作のデジタル機器で使う場合、機器側はこのようにした方がよい。
    なお、DCジャックのGND端子が導体の筺体(ケース)と直接繋がっていないようにしないと意味がない。(インダクターを通した後の内部GNDに筺体に繋ぐということ。)

    AIC1084 5A Low Dropout Positive Regulator
    LM317相当だが固定電圧のもある。 恐らくCPUコア用の低電圧を作っている。(根拠無し) CPUから離れているのが気になるがメモリーとかイーサの配線を優先した結果だろう。
    写真右のチップLEDは横向きに発光し導光板でパネルまで光を届ける。
    WHR_G_13.jpg

    また、温度を下げる為にケース側面の上下に3個づつ5mmの穴を開けた。
    それでここ1ヶ月程使ったが死んだのは一度だけでかなり改善したがまだ完全ではない模様。

    あとはACアダプタのDCプラグ中心電極。
    WHR_G_14.jpg
    金属のスリーブ(筒)の電極ではなく挟み込むようなっている。(フォークタイプ?)  ここが開くと当然ダメなので極細の-精密ドライバーで少し内側に曲げておいた。 (やり過ぎるとDCジャックに刺さらなくなる)
    追記
    当たる点が変わるのか始めは接触が不安定な感じがした。
    また、このタイプのフラグはルーターのように挿しっ放しにして使う場合耐久性がどうだろうか という気がする。(バカになり易いのでは?)
    バッファローの少し前の外付けHDDにも使われている。(最近のは分からない)
     →その後調子が良いのでDCプラグも関係があった模様。
    追記終わり

    以上
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