電波目覚まし時計 BC247(SQ767)の分解

    電子工作
    01 /18 2015
    セイコーの電波目覚まし時計 BC247L の分解である。
    ビックカメラ向けのものでオリジナルはSQ767K/Wのようである。2030円。
    LCDの大きさが丁度よく、背面にスイッチが沢山ついており直感的に操作し易いのでこれにした。
    最近の他のデジタル時計はSWが2個位しかなくマニュアル無しでは設定できない。
    アラームの時刻を変えたい時に不便である。

    なお、東京の南北にしか窓のないマンションに住んでいるが窓際でないと標準電波を受信できない。 (窓に網は入っていない。)
    標準電波の無線局は福島県田村市と佐賀市、つまり東西にあるためかもしれない。
    日に何度も受信する基地局が変わっていることからしてもあまり受信状態がよくないようである。
    調べて見るとマンション、ビルでは基本窓際でないと受信できないようです。
    さらにベランダに鉄の柵があったり交通量が多いとダメだとかシビアです。
    うちでもこの2点に該当する窓では受信が非常に不安定でした。

    LCDは左右方向の視野角は広いが上下方向は狭い。
    Radio_clock0.jpg Radio_clock1.jpg
    表示のコントラストが悪いのは写り込み回避のために下から撮ったため。
    時計の上部にあるライトボタンの接触が悪く全然点灯しなくなったので修理である。(何か最近こんなのが続くな。)買ってからまだそんなに経っていない。

    開いてみた。
    Radio_clock2.jpg
     
    Radio_clock3.jpg
    バーアンテナは下、右上の板が電波の受信部(ラジオ)、真ん中の板が時計と温湿度センサー。
     ラジオと時計部はシリアル通信かな? 
    スイッチは左のはSMDのタクトだが、右はラバーで寄せ集めの回路っぽい。
     それぞれの基盤の設計年度が違うみたい。
    製品のデザインに合わせる為と思われるが手ハンダが多い。(中国製)
    多くの製品でPWBを使いまわすためだろう。

    一番上のタクトスイッチが問題。
    Radio_clock5.jpg
    足に直接ハンダ付けしてある。 これが原因でしょう。 フラックス上がり。
    タクトスイッチは一般的に「スイッチの端子およびプリント基板の部品実装面上にフラックスを塗らないようにしてください。」となっている。
    足にヤニ(フラックス)入りハンダでハンダ付けするのは禁物である。
    根本的には設計が悪いことになる。
    フラックスが進入しないスイッチを使っていれば問題ないのだが、初めはそうしていてもその後何も知らない設計者や資材担当が安いスイッチに変更すると不具合が発生する。

    無水アルコールでスイッチを洗浄してみる。(危険です。
    Radio_clock6.jpg
    アルコールに浸けたままボタンを押すとわずかに空気が出た。
    浸けたままボタンを何度か押してSW内をアルコールでシャバシャバする感じ。
    取り出してティッシュで拭く。
    また、アルコールに浸けてSWを押す。
    というのを5回繰り返した。

    アルコールに浸ける度にSWから初めと同じ位の空気が出るので、ティッシュで拭くことにより内部のアルコールの多くは滲み出すようである。

    その後、数時間乾燥させた。(本当は一日とかの方が良いのだろうが記事の締め切り?の都合。)
    途中、頻繁にSWを押して内部の空気を入れ替えるようにした。

    それでどうなったかというとチョット微妙。 (またか。)
    ほぼ問題ないのだが、たまにアレってことがある。でも押し直すと点く。
    つまりほぼ良いのだがまだ若干フラックスが残っているようである。
    まあ、こんなものかな、という感じです。

    因みに電波時計を初めて使うので知らなかったのですが、電波を受信できれば時刻の他に日付も合わせてくれるんですね。
    電池を入れてリセットするだけいいのですごく楽です。(少し時間は掛かるが放っておけばよい。)

    あ~、またつまらない作業に時間を取られてしまいました。
    追記
    その後しばらくしたら元に戻ってしまったのでSWを交換しないと根本的にダメなようです。
    追記終わり

    以上
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